月経前症候群とは

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月経前症候群(PMS)/ 月経前気分障害 (PMDD)
月経前症候群は、月経の10~14日前より始まり、月経の開始とともにその症状が軽快または消失していく症状のことです。女性ホルモンの変動がこれに関わっているといわれていますが、詳細についてははっきりしたところはまだよくわかっていません。

どちらかといえば、身体症状が先に出ることが多く、むくみ、便秘、嘔気、下腹痛などが症状としては多いですが、精神症状がこれに伴います。しかし、これを一時的なものとして、メンタルクリニックなどを受診しないままのことも多いですが、イライラ、憂うつ、不眠などの精神症状が出現します。ホルモン治療、漢方治療、向精神薬などが有効とされていますが、精神症状に対しては、漢方薬への理解がある心療内科医が担当することが望ましいとされております。

月経前症候群の治療について

女性特有の身体的・精神的な症状であるため、心理的および社会的な配慮および援助ができるように、心療内科の医師も積極的に関与するべきといわれております。

また、月経前症候群(PMS)の中でも症状が激しく、精神症状として特に焦燥感や意欲減退などの精神症状が前面に見られるものを月経前気分不快症候群(PMDD)といいます。その行動が攻撃的だったりすることもあり、対人的または社会生活的に支障を来たしやすいといわれています。その早期から、精神科または心療内科で対応すべき疾患であるといえます。その症状について、月経前に限らず、排卵周辺期にもみられるようになり、最終的に月経周期に関係なく心身の不調を訴えるようになることも少なくありません。他の精神疾患の合併も多いと指摘されておりますので、一般的な心療内科の治療にとどまらず、精神科による積極的な治療を必要とすることも少なくありません。

藤沢 問心堂 心療内科

藤沢 問心堂 心療内科

0466-90-3990

診療科目
心療内科、精神科
院長
岡本 俊一
住所
神奈川県藤沢市藤沢1061-3望月ビル2階
アクセス
JR藤沢駅より徒歩7分
診療時間 日・祝
10:30~13:30
15:00~19:00

休診日:月曜日・日曜日・祝日  ●土曜日10:30~15:00
※当院では、未成年の方の診療はお受けいたしかねます
(若年者の心の問題については、特別な配慮が必要になる為)
20歳未満の初診の際は、必ず保護者同伴でお願い致します。

0466-90-3990
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