ADHDとは
ADHD(注意欠如・多動性障害)ですが、過去に行動障害とされておりますが、DSM-5 の最新の分類では、神経発達障害に分類されるようになりました。精神科でも、ようやくこれらを発達障害として説明できるようになったわけです。
一般的な経過としては、7歳までに、多動-衝動性または不注意が見られるようになりますが、近年に至るまで、メンタルクリニックにての早期発見などは困難でした。その為、成人になってから、自分がそうでないかと思ったり、職場や家庭などの周囲の人にすすめられて、心療内科を受診する人が急増しています。年齢とともに、多動症状は軽くなることが多いですが、不注意や衝動性などは残りますので、やはり心療内科を早めに受診して、自分の特性を知った上での治療が必要になります。
ADHDの治療について
衝動性を抑えるための薬だけではなく、精神科や心療内科などの専門外来を指導のもと、カウンセリングを継続するなども行われています。